THE BLUE HEARTS / THE BLUE HEARTS

ブルーハーツのアルバムの中で多分一番何回も繰り返し聴いたと思う。
ドラム始めた頃の練習で死ぬほど聴きまくった。
特に終わらない歌のAメロはバスドラのところうまく出来なくて何度も練習した。

歌詞だけみて頭のなかでメロディが浮かんでくるのがほとんどだが
まさかの例外もあった。。こうやって忘れてしまうのは悲しいことだ。

そんなアルバム「THE BLUE HEARTS」の曲中で好きな言葉をピックアップしてみる。

このアルバム聴いてた当時高校生の頃を振り返って自分まとめをしてみたい。

 

目次

 

1. 未来は僕等の手の中

作詞・作曲 / 真島昌利
編曲 / THE BLUE HEARTS

渇望、スタートライン、疾走。
そんなフレーズがよぎる勢いのある1曲目。

タイトルからして高校生だった自分を惹きつけた。

改めて聴くとこの曲、サビっていうのがなんだろ?ってなる。
AメロとBメロを繰り返してる感じ、Bメロがサビに当たるのか?

誰かのルールはいらない 
誰かのモラルはいらない

世の中のルール、大人のルールを押し付けられてる気がして嫌だった高校時代。
大人になって高校時代の感覚は薄れ、ルールを受け入れて過ごしてる。
望んでない大人になっちまったなぁ。

 

2. 終わらない歌

作詞・作曲 / 真島昌利
編曲 / THE BLUE HEARTS

イントロの"ダダッ"で足踏みしたくなる。
若さエネルギーが詰まった曲。
好きに生きろ!と言われてる気がして心地よい、ノリのある好きな歌だ。

なれあいは好きじゃないから
誤解されてもしょうがない

協調性を求められる社会、人の顔色うかがい過ぎで疲れてしまってる俺に響いてくる言葉だ。
当たり前とか常識とか言う言葉が今でも嫌いだが
その根底にあるのはこういうパンクを聴いて過ごした少年時代にあるのだろうか。

高校時代すっげードラム練習した曲でもある。

 

3. NO NO NO

作詞・作曲 / 甲本ヒロト
編曲 / THE BLUE HEARTS

NOを突きつける疾走の歌。
悲壮感もある気がする、イントロに。特にギターに。

笑いとばせばいいさ

他にも政治家とか戦闘機とか単語がでてくるが、正直そういうメッセージにはピンとこない。
ただなぜか自由という言葉をほのかに感じる。

何かに縛られてる、圧力がかかってる → そこから逃れたい!解放!自由!
うん、大人って単語に奪われてる自由もあるな。

笑い飛ばしていきたいね。

 

4. パンク・ロック

作詞・作曲 / 甲本ヒロト
編曲 / THE BLUE HEARTS

噛みしめるように伝わる一語一音。
魂が込められてるスローテンポな歌。

パンク・ロックが好きだ
中途ハンパな気持ちじゃなくて

中途半端じゃないってのが大事。俺は半端者だから心痛い。。
やりたいことめっちゃあるけど、金にならないので割く時間がないって現状。
っていう甘えを言ってしまうから半端者なのか。

 

5. 街

作詞・作曲 / 甲本ヒロト
編曲 / THE BLUE HEARTS

地元の仲間と語り合う姿がタイトルから連想される。
何かどでかいことやってやる!そんな意志がちらっと見える軽快なテンポの曲。

右手と左手で何ができるだろう

「未来は僕らの手の中」に似てるが、両手を見つめて自分の可能性を考えることがある。
俺の右手と左手が何かを教えてくれる。はず。

いつか会えるよ
同じ気持ちで爆発しそうな仲間と

息の合う仲間となんか作りてーな。
Bメロで流れてくる言葉はいいのが集まってる。

 

6. 少年の詩

作詞・作曲 / 甲本ヒロト
編曲 / THE BLUE HEARTS

鋭く尖った物と小鳥のさえずりが同居する印象的な歌。
"トゥットゥットゥットゥットゥトゥトゥトゥ"のとことか小鳥なんだけど、なんかナイフとか暴力も混じってる。
うーん、印象的。

ただ大人たちにほめられるような
バカにはなりたくない

親どもの操り人形じゃねー、という反抗期真っ盛りな時期はなかった。
たぶん、こうしなさいと決めつけられることがない家庭環境だったからだろう。
今考えるとナイスな育て方だったのかもしれない。

引用した言葉に惹かれるのはヤンキー憧れがあるのだろうか。

そしてナイフを持って立ってた

この歌詞には怖いイメージがあった。
今からとんでもないことをしてやろう、という少年の怖い意志が伝わる。

 

7. 爆弾が落っこちる時

作詞・作曲 / 真島昌利
編曲 / THE BLUE HEARTS

爆撃地のごとくドラムの低音が鳴り響く。

いらないものが多すぎる

爆弾はいらないけど、歴史は繰り返すんだろうなきっと。

 

8. 世界のまん中

作詞・作曲 / 甲本ヒロト
編曲 / THE BLUE HEARTS

いつのまにかサビに入ってた系のさわやかさとスピード感。
夜明け前の澄んだ空気のイメージ。好きな曲。

生きるという事に
命をかけてみたい

1回限りの人生だからね。毎日情熱的でありたい。
ボーカルにコーラス?がかかってるように聴こえるのは「未来は僕らの手の中」と一緒かな。

 

9. 裸の王様

作詞・作曲 / 真島昌利
編曲 / THE BLUE HEARTS

心の抑揚が音の強弱に現れてる歌。
程よく軽快。

くだらない事でビビることはない

些細な言葉で傷ついたりすることもあるが、自分にとってくだらんことなら恐る必要なにもない。
未来に怯えながら生きてるがそれは杞憂にすぎない。妄想にビビらずに生きたい。

この歌だけ歌詞見てもメロディ出てこなかった。。
ドラムのタム回しとか連打の練習したのに。

 

10. ダンス・ナンバー

作詞・作曲 / 真島昌利
編曲 / THE BLUE HEARTS

ノリノリで腰を振ろう!
テンポの速い曲ですごい好き。

カッコ悪くたっていいよ
そんなこと問題じゃない

かっこ悪くたっていい、好きなように踊ればいい。
好きなように生きればいい。

君の事笑う奴は
トーフにぶつかって 死んじまえ

死んじまえってきつい言葉だけど、文章の流れで軽くなってていい。

このサビが終わりの間奏ドラムは、当時はしゃいで騒ぐように叩いたな。
まさにダンスナンバー。

 

11. 君のため

作詞・作曲 / 真島昌利
編曲 / THE BLUE HEARTS

"ベイベー"でマーシーがコーラスするところGood!
アルバム唯一のバラード。

それぐらいしか今はできないけれど

男が愛の発言すると恥ずかしくなるね。そんな気持ち。

wikiをみると歌詞の問題で収録できなかったと結構あるのだが
この歌もそうで「チェインギャング」の代わりらしい。

 

12. リンダリンダ

作詞・作曲 / 甲本ヒロト
編曲 / THE BLUE HEARTS

後半怒涛のリンダ、激しい恋の歌。

決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ

歌詞カードみたらリンダリンダって一言も書いてなくて驚いた。
リンダってなんなんだ、好きな女のことか?

ギターめっちゃ練習したなぁ、今でもコード見ないで弾ける曲だ。